「未来は歴史よりずっと長い」を合言葉に、一歩、一歩、未来へ。

社会福祉法人としての白梅会は、今年度で16年目を迎えます。その前身は、1968年に立ち上げた精神障害者の家族会「府中梅の木会」による小規模授産施設にまでさかのぼります。そして、1986年に「梅の木の家共同作業所」、1992年に「童里夢工房」、1995年に「レスポワール工房」、1999年に「グループホームみち」が開設され、2003年に社会福祉法人の認可を受けて、現在に至っています。
このように白梅会の成り立ちを振りかえると、何もないところから、制度も十分に整っていない中で作業所を始め、運営してこられたご家族の深い思いや願いを現在に引き継いで発展させていくことが、私たちの大きな役割だと考えています。
三人目の理事長として、歴代理事長のこころざしと貢献・努力を尊重しつつ、白梅会の基本理念《「共生」「連帯」「希望」「変革」「公平と正義」》の実現とさらなる展開に向けて、地域貢献活動に全力を尽くす所存です。
「未来は歴史よりずっと長い」を合言葉に、利用者とそのご家族、職員、法人役員、地域・行政関係者のしなやかな連携のもとに、一歩、一歩、私たちの未来を歩んでこうと思います。
皆さまのコミットメントと応援の力をお願いいたします。

社会福祉法人白梅会
理事長 箕口 雅博
(立教大学名誉教授・臨床心理士)