昨日までの残暑は、灰色の雲の向こうに行ってしまったようです。

童里夢工房の隣にある田んぼは、
朝靄に包まれて、
黄色く膨らんだ稲穂は薄惚けて儚い輪郭。

さて、童里夢工房の藍染チームの大切な設備、二槽式洗濯機!
屋外に設置しているので、紫外線や風雪が天敵です。
カバーを掛けていましたが、
今年の強烈な日差しでアルミ蒸着のカバーがボロボロに破れてしまいました。

SDGsの精神を体現(決してケチという意味ではありません)するスタッフRさんの発案で、
横断幕をリサイクルして、新しい洗濯機カバーが完成しました。

廃棄するはずの横断幕も、バシっと生まれ変わって、
ターポリン素材の表面に留まる雨粒がキラキラしています。

スタッフのチームワークで完成した洗濯機カバー。
再びの青空も恋しいけど、雨に濡れる洗濯機カバーもなかなかいい眺めです。
あ、「秋微雨」は(あきついり)と読むそうです。秋の長雨のことらしいです。