職員インタビュー
Tさん 梅の木の家共同作業所 支援員 入職 3年目 Eさん グループホームみち 世話人 入職 8年目
◎白梅会での経歴
  • 2019年~ 梅の木の家共同作業所
◎白梅会での経歴
  • 2014年~ 梅の木の家共同作業所
  • 2016年~ 童里夢工房
  • 2019年~ グループホームみち
 
◎ある1日のスケジュール
  • 09:00 ミーティング開始
  • 09:20 開所
  • 09:30 朝礼
  • 09:45 作業開始
  • 12:00 昼休み
  • 13:00 作業開始
  • 15:30 作業終了、事務作業
  • 16:30 振り返り
  • 17:00 閉所
◎ある1日のスケジュール
  • 09:00 出勤、事務作業
  • 10:00 Aさん 物件内見同行
  • 12:00 昼休み
  • 13:00 Bさん 面談
  • 16:00 Cさん 交流室利用、雑談等
  • 16:30 ケース記録等の記入
  • 17:00 退勤

Q1 現在どのような仕事をしていますか?

Tさん 梅の木の家共同作業所は就労継続支援B型作業所ですので、主な業務は利用者さんの作業の支援や見守りになります。所内作業はもちろん、公園や球場といった外部の清掃作業などもあります。 他にも、車で納品に出たり、利用者さんとの面談を行ったりと、一日の中でも色々なことをしています。 Eさん グループホームでは利用者さんの生活全般の相談対応や毎日の安否確認をしています。 通過型のため利用者さんは3年ほどで卒業されるのですが、その際の新居探しもお手伝いしています。 Tさん 梅の木にグループホームから通われている利用者さんがいるので、実はその内情がとても気になっていました。生活全般の相談というと、例えばどのようなものがあるのでしょうか。 Eさん 部屋の片づけ方や対人関係のこと、病状についてなど多岐にわたります。でも、私自身も完璧ではないというか、わからないことの方が多いので、利用者さんと一緒に考えて悩んでます。

Q2 白梅会に入職したきっかけは?

Tさん 私はもともと高齢者福祉の仕事をしていたのですが、資格学校での先生や友人たちが障がい分野で活躍しているのを見て、次第に興味を惹かれました。そんな中で物は試しと、一か所だけ応募してみたのが白梅会です。雇用条件はもちろんですが、面接の際の雰囲気がとてもよく、取り繕わず、ありのままで話せている自分に気付きました。ここでならと、分野を変更しての新たなチャレンジに臨みました。 Eさん 私は以前、障がい福祉関係の仕事をしていました。働いている中で、次は精神障がいに特化した現場で働いてみたいと思い、仕事を探していました。何件か該当した事業所中で、勤務形態など自分の生活と照らし合わせ、最良だったのが白梅会でした。最終的な決め手はウェブサイトを見て、長く続いていて信頼できそうな法人と感じたことです。 Tさん 私が面接を受ける直前で緊張しているとき、明るく迎え入れてくれたのがEさんだったのですが、覚えてませんよね……? 実は随分助けられているのですが。 Eさん え! そうでしたか? ごめんなさい。ちょっと記憶が……。ただ、面接を受ける方を迎えるときには、なるべく安心できる雰囲気作りをと頑張っていたので、少しでもお役に立てたならうれしいです。 職員インタビュー Tさん 面接を受ける側の人は、そんな職員の姿勢や態度からも法人を見極めているのだと今にして思います。私も見られる側になったという自覚を持って、しっかり頑張らないといけませんね。 Eさん これからどんな方が面接に来てくれるのか楽しみです。

Q3 どんな時にやりがいを感じますか?

Tさん 支援や見守りが仕事の中心ではありますが、繁忙期などは利用者さんと机を並べ、ともに作業に集中することもあります。納期の厳しい作業でも、梅の木の家一丸となって事にあたり、成し遂げた時の達成感が私のやりがいの一つです。利用者さんも職員もひっくるめて共に働く仲間なのだと思っています。 また、利用者さん一人ひとりに通所の目的や目標があり、一緒に相談しながらそれに近づき、達成していけた時の喜びもこの仕事の面白さです。 Eさん 私もTさんと同じですね。利用者さんの目標達成に少しでも自分が役に立っていればうれしいです。それがやりがいにもつながっていると思います。 職員インタビュー Tさん 正直、最初の頃は焦ってばかりでした。 段階的にやれる仕事が増えて、利用者さんとの関係性も築けてきて。それに伴い様々なやりがいを感じるようになりました。 スルメのように徐々に面白さが分かってくる仕事だと個人的には思っています。 Eさん Tさんはこれから異動も経験すると思いますが、それもまた面白いですよ。違った味わいのスルメに出会えると思います。楽しみですね。

Q4 白梅会の雰囲気や良いところを教えてください。

Tさん 私が入職してすぐの頃、緊張して喋れない私に、利用者さんたちが気さくに話しかけてくれたのをよく覚えています。趣味の話をしてくれたり、自分よりもよっぽど余裕があって明るい方々だなと思いました。 職員も同様です。仕事の相談はもちろん、個人的な困りごとでも話を聞いてくれたりと、とても助けられています。総じて雰囲気は良好です。 Eさん 雰囲気は一言で何かとは言えませんが、頼れる上司がいて、頼もしい後輩がいて、楽しい利用者さんがいて。職員に限らず利用者さんも含め、困った時には誰かが助けてくれます。働きやすい環境です。 Tさん あとは、ライフワークバランスですね。 土日祝休みで、残業もほとんどないので、プライベートを充実させやすいです。 それが仕事への頑張りにも繋がりますし、白梅会の良いところの一つだと思います。 Eさん 本当、その通りですね。私が長く勤め続けられている理由の一つだと思います。

Q5 このページを見ている方へメッセージをお願いします。

職員インタビュー Tさん 経験者の方もそうですが、私と同じように、福祉作業所ってイメージがつきにくいな、と感じている方。 百聞は一見に如かず、とも言います。どうぞ一度見学に来てくださいね! こっそり外から見ようと思っても、ただトラックが停まっているだけなので!(実体験) では、みなさんと一緒に働ける日を楽しみにしています。 Eさん 対人援助は利用者さんとの関わりを通して自身の成長を感じられる仕事です。人と接することが得意な方はもちろん、人と接することが苦手な方もぜひ。仕事を通して新しい自分を発見できるかもしれません。一緒に楽しく働きましょう。

聞き手: 川口 洋平